2010年7月26日月曜日

床屋談義:インド人と犬

近所の床屋さんに散髪に行った。
そこで話をするのだけれど、最近、近所ですごくインドの人が増えているね、という話になった。

若いインド人男性はiPhone聴きながら(いじりながら)ITな仕事場に向かって云々という進んだ生活をしているような話をしていると、 一方で一緒に暮らしているお年寄りはいつも民族衣装を着ていて結構保守的な感じなんですかねという方向で話が進む。
で、ある日、そのお年寄り達は「孫」と思われる小さい子が、チワワ犬に触ろうと寄ってきたときに慌てて触らせないようにしたそうだ。
なんであんなにかわいい犬に触るのをやめさせようとするのか不思議だ、と床屋さんが言う。

どうやらインド人は犬を徹底的に蔑むものらしい。

おそらく宗教的な教えが原因なのだろうとは思うのだけれど、さらに根本には狂犬病の影響みたいなものもあるではないだろうか。ネットでざっと検索してみるとインドにおける野犬の狂犬病の問題というのは大きなものがあるようだ。

日本でも戦後などは狂犬病は大きな問題だったけれども、ワクチン接種を徹底したおかげで、小さい子が犬と遊んでも何も問題ない状態になっている。

もともとの文化の違いはあるのかもしれないれど、社会秩序がきちんと整ったことで、犬と何の心配もせず、病気のことも考えずに触れられる社会を実現してるという意味では、意識はしてないけれど、この日本国はものすごく進んだ社会と言えるのかもしれない。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。