2011年2月27日日曜日

”スマート・ストアリング” 「断捨離」の次にくるもの

 
世間では「断捨離」という言葉が流行っているらしい。

http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=2982 によると
>今、「断捨離」という考え方が注目されている。ヨガの「断業」、「捨行」、「離行」という考え方を応用、不要なモノを断ち、捨てることで、モノへの執着から離れ、身軽で快適な生活を手に入れようというものだ。

とある。身の回りをスッキリさせることで、心をスッキリさせることで、心の混乱を整理し、前向きに生きよう、というお話で、まずは目の前にあるごちゃごちゃしたものを捨てることから始めましょう、ということに尽きる。

元々、日本人に限らず人っていうのは物欲がそもそもとてもあると思う。その物欲が社会の進歩を進めてきたところもあるけれども、一方で、それが管理できなくてどうしようもなくなっているというところがあって、いったん「モノ」から離れて自由になってみましょうよ、ということなのだろうと思う。
で、いったんモノを無くすことができたら、そこには心に大きな余裕ができる(゚∀゚) というのがウリ。

ところが、ものが今までそこに存在していたのは、そのモノが必要だったからであって、それが活躍することもなく腐っている状態なのが本来の問題だったのじゃないかとも思う。ならば、もしその「モノ」がそれぞれ本来の活躍できるなら、それはさらに素晴らしい事じゃないかと思うわけだ。

収納と整理整頓をスマートに考える

モノが散らかるのは、つまるところ「収納」がうまくいってないことから始まる。これはHDDの中身でも「ごちゃごちゃ」になることも一緒だけれども、既にファイル検索ツールと階層化等々によってそれは解決されている。もし同じように、部屋の中のぐちゃぐちゃなものをスマートにすっきりできるなら、そのモノの多さが逆にパワーとすることもできるはずだ。

モノがたくさんある、というのは本来、何かがあってもその「モノ」を使うことによって解決できる可能性が高いはずなのだけれども、もしデメリットがあるのだとすれば、それは収納スペースを圧迫することと、ある特定のモノへのアクセススピードが遅くなる、ということなのだろう。ならば、今後考えのキーになるのは「モノが必要になる事態発生」→「そのモノへのアクセス」→「モノの利用」がハイスピードでできることだろうと思う。もうひとつは「不要」になった時点で、如何にハイスピードで廃棄ができるか、によるだろう。

ならば、必要に応じ、ハイスピードに①モノを取り出し、②モノを利用し、③それとは別に不必要であれば自動的に廃棄。

※追記
上記を実現するためには、部屋が散らかっているなら不要物の廃棄を考えなければならないが、必要なものまで廃棄をするとまた購入しないといけない。でも考えている時間をお金に換算すれば、迷っている時間の方が貴重と言うこともある。そして毎日捨てる時間を作るにしても「ダブり部分」を意識するのがいいのかもしれない。たくさん捨ててみてわかったことだけれども、こんなに同じようなものをたくさん買っているとは思わなかった。きっと「購入のクセ」みたいなものがあるんだね。きっと。

しかし家にもう履くはずもない古い靴下がこんなにあるとは思わなかった・・。服にも賞味期限があるようだし、必要以上にダブっているものを持っていてもしょうがない。逆に整頓が行き届くと、買わなくていいものがすぐにわかるので、無駄遣いも減るというものである。よかった。これで、欲しいモノが買える。

① もれなく ②ダブりなく ③捨てることと ④定位置の決定によるモノ探し時間の高速化(整頓) →最適化!(゚∀゚)

・・もしこれができれば、家庭内モノ管理システムに断捨離がビルトインされることになるので、自動的に心はスッキリ+モノのもたらす豊かさを享受できる、ということになるわけだ。

システマチックにご家庭のモノ達を管理!!
・・とは言え、、自分には才能がない・・それはわかっている(´∀`)

とりあえず、よく散らかろうとするのは洋服なので、ニトリでチェストを買った。
これ↓
http://www.nitori-net.jp/shop/goods/goods.aspx?goods=8810154

DSCF0736
うあーーーーーーーーー。何このネジの数w
ちなみにニトリの家具は安くて、できあがりも結構いいと思うんだけど、ネジ穴とかがいつも浅かったりするので、ドライバー以外にも錐を用意するのをオススメします。

作るのに4時間弱・・・。

・・・できあがったら、ぱんつとかキレイにならべて入れて、まるで女の子みたい(笑)

ハンカチにアイロンまでかけちゃった。ちなみにアイロンを探す時間の方が、アイロンする時間より長かったよw

修行します。ウッス。

2011年2月23日水曜日

「大人の事情」が社会の進歩を妨げる?

人間に与えられた時間は一日24時間と短い。しかし一方で社会は複雑になるばかりだ。毎日高度になる人間社会の進歩は、分業化を産み、そして豊かな社会の屋台骨になる。例えばこうやってパソコンを使って文書を打っていても、実際CPUの中身がどうなっているかは詳しくは知らないし、電車に乗っていてもどういう発電システムによって電源を得て動いているかも、詳しいところは正直わからない。

でも実際、パソコンを使えば、海外の人とテレビ電話だってできるし、動画も世界中に配信できちゃったりする。
電車も毎日、何万人の人々を運んでいる。

さて、ここであなたがとてもすごい発明品を開発したとしよう。例えば、不老不死のクスリとか。

しかし、一方で、この社会では健康産業というやつが大流行である。その不老不死のクスリがもし開発されたら、病院も健康診断も薬業界も手術も、あるいはお墓すらも必要なくなるとしよう。

そうするとどうなるだろうか。

おそらくそこで起こるのは「あのクスリは実はトンデモなもので、まったく効果がないんですよ」とか「実は人体実験で試されているけれども、効果なんか全然なくって人を欺す詐欺師の薬なんですよ」という評判がおそらく立ってくることだろう。
そうでも言わないと、実は仕事を失ってしまう人たちが、専門家の立場を利用してデマを流すからだ。

これを真に受けると、素人は「わ。やっぱり怖いんだ。夢はやっぱり夢なんだな」などと思ってしまう。

で、本当にそれを真に受けた人がいっぱいいると、仮にすばらしいアイディアとかすばらしい発明品でも、世間からは抹殺されてしまう。つまり、いきなりブレークスルーを持つ新商品が開発されたとしても、まずはそういう「駆逐されるべき仕事についている人たち」によって、その情報は封殺されてしまうのだ。高度な社会の分業制においては、大人の事情が社会の進歩を妨げることもあり得る。

で、証拠を見せろ、とかなんとか騒ぎになり、逐一学会で作用機序(プロセス)を発表するなりして、その不老不死になるまでの仕組みが人々に浸透するまでは、その薬は使われないということになるが、一方、一部社会の大多数を先んじる形で、何でも信じちゃう人たちとか、マルチ商法の人たちとか、社会では「カモ」と呼ばれるはずの人たちが先に恩恵にあずかる、というのはあり得るのかもしれない。

逆説的ではあるが、何でもダマされるカモのはずである人たちが、社会から完全にいなくならないのは、こういうプロセスが働いているのかな、と思った。

2011年2月22日火曜日

ひさしぶりにプールへ

ちょっと気分がモヤっていたのと、身体的には元気があったのと、早く職場をあがれたので、今日はプールで泳いできた。もちろん自転車で向かうのだ。

行ってみると、結構空いている。まあ、寒い時期なんでそんなものかと。
体重を量ってみると、結構落ちていた(゚∀゚)
BMIは22とちょっとなのだけれども、まあ体脂肪率に関してはまあ、まだ言及しない方がよい感じです(笑)

それはさておき、世間一般で言う中年の年齢に突入すると、基礎代謝量が低下して、喰いすぎ→デブ化→病気(及び一歩手前)という流れは世間一般どこにいっても結構ある。ここに人間関係のストレスなんかがプラスされるとターボブーストを付けた感じで不健康ワールドにウェルカムという感じである。

そして待っているのは鬱状態という感じである。

で、たいていの場合、痩せた方が良いから減量しろとかいう話になって治療が始まると、今度は低血糖によるメンタル面の低下がお待ちかねであって、気分の落ち込みとかになり、そして待っているのは鬱状態という感じである。

血の巡りが良くないってものすごくよくない。

気分の落ち込み→運動不足→体調不良→気分の落ち込み(という振り出しに戻る)という悪のスパイラルなわけだけれども。

なので、普段から体調管理を意識し、毎日を楽しく暮らすには、多少は努力(?)が必要だ。私のお薦めは気分転換にも一番効く有酸素運動ですね。

自分は自転車と水泳が好きです。 自転車は乗ってて退屈しないことで、水泳は肩こりが治る感じだからです。

気分は良くなるよ!

お互い体調には気をつけようね。

2011年2月20日日曜日

あなたって私を守ってくれるはずじゃなかったの・・・

って言っても、またパソコンの話なんですが。・・・実は先日、恐ろしいことがおきたのです。

あるサーバ機につながっていた不具合の多かったプリンタを交換しようと、新しいプリンタを接続して起動させた瞬間、「バシッ!」という音とともに、すべてに沈黙が訪れたのです。

原因は別のタップだと思っていたところ、実はUPSから伸びていたタップにプリンタのコンセントを挿したせいで、UPSの電源容量をオーバーして、すべてがいっちゃったという話なのであります。

で、その後パソコン(っていうかサーバ機)が起動しなくなったと。
サーバなので、当然大事なデータがいっぱい入っていて起動しないと業務ができないということに!( ゚д゚ )

で、結論から言うと、そのマシンはRAID1(ミラーリング)がかけてあって、2台のHDDを1台のHDDに(パソコンからは)見せるというカードが入っていたのだけれど、それが壊れましたという話なんですね。(あるいは設定が飛んだ感じ)
なので、無理矢理一方のHDDのケーブルをマザーボードに直結すれば起動は可能だったわけだけれども、おそろしい事態ではあった。(ということで、現在、片肺飛行中)

1.RAIDなんて信用ならん

で、RAIDっていうのは、RAID1以外はあんまり信用には足らんな、というのが正直な結論で、今回はそのRAID1、すなわちミラーリング(2台のHDDに同じ情報を書いていくもの)だったからいいのだけれども、RAID5(4台で3台分の容量として使っているとか)だったら、当然にその1台のHDDからは起動できないわけで、RAIDカード側から設定を直すなど、なんとかしないともう全滅ですよ、ということにもなる。
実際、世間で目にした事例では、こういったRAIDカードが起動時になんとかかんとかのトラブルがあって(電源、あるいはHDD側の故障など)、そのせいで数台のHDD全体のモジュールがパーになっちゃって涙目、というのが結構ある。

売り文句としては、「ひとつのHDDが壊れても、ホットスワップ(電源を入れながらHDDの抜き差し)が可能ですよ!」なーんて売り文句があったとしても、今日びのHDDは結構頑丈だし、バックアップを取っておいて、そこから元に戻すなんていうのも結構やっている現状においては、

HDDそのものよりもRAIDカードの方が脆い!!


ということがどうも(経験上)、多いような気がする。なので、リスク分散という意味でいうなら、RAIDはミラーリングだけにしておいてHDDの故障に備え、あとはソフトウェアで定期的に(時間差を付けて)バックアップを取った方がいい、というのが持論になった。あるいは複数HDDにデータを分散させるRAID0でスピードを確保し、それはひとつの速いHDDとして使い、別にいつこわれてもいいですよ、というレベルで別にバックアップを取った方がいいような気もする。

2.実はUPSなんかもっと信用ならん
UPS、無停電電源装置、今回の悪役はこいつであって、ちっこいUPSは、ちゃんと電源容量を確認しておかないと、外側の電源不良から機械を守るどころか、UPSから先、つまり内側を危険に晒すというトンデモな機械であることが判明した。(もちろん、プリンタなんか挿す方が悪いって言われればそれまでだが・・、あのキレ方はないだろう。)

他にも、以前にUPSから変な匂いがしていたとか、色々な話に遭遇したことがある。あれは電池だからそもそもそんなに保ちませんよ的なことを言っておけば良いのかもしれないけれども、サーバ機なんかずっと使うものだろ、とか思ってしまう。

そんなんだったら、リチウムイオン電池とかCPUパワーとかUSBの転送スピードがバンバン進んでる昨今のノートパソコンをサーバ化した方がよっぽどいいよバーカっていう気持ちになってしまうのだった。

ハァハァ(;´Д`)ハァハァ あー疲れた。

ああ。パソコンとかそういう機械が壊れるのって、だんだん電源のせいのような気がしてきた。

きっちりカネをかけて、ちゃんと管理すればいいって?ごもっとも。

2011年2月19日土曜日

ネガティブなやつはダメだ。。。

某さんが、暗い顔をして「ネガティブなやつってダメだよ。。本当にダメ。使えない。」と言ってた。

これは間違いなくギャグだ!(゚∀゚)
自己否定ギャグという新ジャンル誕生だと思ったけど、表情もネガティブだった

芸が細かい・・。

2011年2月13日日曜日

続・整理整頓(そして生活のゲーム化へ)

さて、よく世間では、PDCAサイクルなる言葉が用いられる。昔はPlan-Do-Seeなんて言われていたものだけれども、最近はこちらに置き換わった感じ。すなわち(Plan-Do-Check-Actが計画、実施、評価、改善)とでも言おうか。
ところが、自分の仕事の改善のためには、とりあえず「プラン」から入ると、「えっ、計画ですか・・・?」という感じで、計画って言っても、じゃあこういう計画で、なんてことは次々に出てくるものではない。
もちろん、どっか旅行に行きたいとか、誰かと何かをしにいきたい、仕事をうまくいかせたい、なんていうパターンから考えると、じゃあ計画で。って考えるわけだけれども、いわゆる「自分の生活を見直す」という視点から考えると、あの「ご利用は計画的に」というところのあの辺からのスタートになる。

前置きは長くなったが、要するに「評価」から入ればいいんじゃね?ということである。

評価をするには、とりあえず数字から見るのが一番である。数字は誰が見ても数字なのでわかりやすい。○月○日にいくら使った、という記録はそれ以上でもそれ以下でもないことを示すし、元々が電子データになっているからパソコンで処理しやすいというのもある。これはデータベース化しやすいということと、計算がしやすいということであるから、これら「生活データ」をデータベースソフトに突っ込んで、まず評価をしようというわけである。

で、まず何をするかというと、ネットバンキングのアカウントを作ることから始まる。これを作ると自分の通帳に記載されるデータをCSV(カンマ区切りのテキストファイル)に落とすことができるから、これを利用するわけだ。さらに、クレジットカード会社も、実は明細をデータで落とせるので、これもダウンロードする。

自分は管理工学研究所の「桐」というソフトを使っているけれども、Excelが得意な人はExcelでいいと思う。
ちなみに桐について触れると、このソフトは「行集計」、「表引き」、「絞り込み」という機能が手軽に使える。Excelでもピボットテーブルとか使うと集計ができるとは思うけれども、桐の方が手軽で簡単なので自分はこちらを利用している。

こういったソフトを使って何をするのかというと、とりあえずは月ごとで赤字なのか黒字なのか、ということと、年ベースで赤か黒か、黒だとしたらいくら貯金できているのか、ということである。さらには、例えば家賃が自分が総収入の何パーセントを使っているのか、等ということがわかる。

さらにとりあえず明細を眺めていると、意外に電気とか水道とかが高いことがわかる。こんなに使ってたっけ。エアコン?では、夏と冬でどれぐらい電気代の差があるのか?とか、そもそも「この支払いはいったい何???」というものもある。

そこで、やっと改善→計画になるわけだけれども、ここでノートを用意しておいて、「暖房をエアコンからガスファンヒーターに切り替える」とか「冷蔵庫を買い換える」とか「これが何の支払いなのかをカード会社に聞く」とか書いていく。(何故かここは手書きw)
こうして作業が具体的にブレークダウンできるわけだ。

自分もお金のことはよくわかっていなかったとしみじみと思うわけだけれども、それ以前に自分の収入と支出のバランスがよくわかっていないということがわかった。
だが、そもそもどのぐらい稼いでいて、どのぐらい使っているのかがわかれば、色々と手を打てるわけである。

生活自体をゲーム化しようぜ

自分はゲーム好きだった。特にコーエーの三国志なんか大好きだった。三国志のすごいところは、国家経営において、必要となる数字(パラメータ)がはっきりしており、国同士の戦争をするにしても、おおまか何かどうなるかを頭の中で考え、それを実際に(あくまでゲーム上だけれども)試してみることができる、ということで、そして醍醐味でもあった。このゲームの欠点は、恐ろしくプレイ時間を長く取られて夏休みとかが一瞬にして過ぎ去ってしまうことだったのだが、このアイディアとデータベースソフトを使えば、自分の世界も抽象化しゲーム化することができるので、まあおもしろかったし、勉強だったと思えば悪くはない投資だったのだろう。

何となく先の見えない時代は、まず自分自身のパラメータをお金という数字のところから始めて見るのがきっと良いのだろう。
これは他にも健康管理とかにも使えそうだ。

2011年2月12日土曜日

そして整頓へ

先日、リサイクルツアーをやってある程度のモノの廃棄ができてきたので、次はモノの整頓にかかることにした。実は前から整頓はしたかったのだけども、なんかやる気が起きなかったので、まずはゴミ捨てが必要なのだった。さらに気合いを入れるためにラベルライター(テプラ)を購入。ペタペタ貼ると何がどこにあるとかわかりやすい。

で、ダメ押しで、今回、確定申告をすることにしたので、どの領収書がどこにあって・・みたいなものも、「すぐに取り出せる」という整理整頓を進める一因となった。

税金を取り戻すぞ!!

ってなわけで、整頓と言えば、カテゴリーを決めることになるわけだけれども・・。

・スケジュール
・契約書
・領収書

などなど。軽めにしておく。(あんまりやり過ぎるとうまく機能しない)
後で取り出すことを考えながら進めるのが吉だろうから、特に確定申告用に必要な領収書はきっちり整備しておく。例えば病院とかに行ったときの領収証はひとつのフォルダにまとめるなど。

こういうつまんない作業には、機械とかを追加して、楽しくやりたい。
ハードウェア編:
① キングジムのテプラ (すごい便利。書類やファイルを並べた時に気持ちいい。)
② シュレッダー (要らないものをどんどん捨てることができる。個人情報が載っていてもこれならOK)
③ ごみ箱(MacOSのアイコンぽいデザインで気に入っている。)
④ クリアホルダ多数(中身が見えるのがいい。いくつかの紙モノをひとまとめにできる。)
⑤ クリアブックいくらか(クリアホルダがそのまま入るものがいい。)
⑥ 書類ボックス(紙製。並べるとかっこいい)
⑦ 書類キャビネット。(引き出すとちゃんと出てくるというのがいい。)

ソフトウェア編:
① Gmail + Google Calendar (便利で愛用している。セキュリティ的にどうかは不明だが便利。)
② Everything(フリーソフト。これはWindowsを使っているなら絶対に入れるべき。Hotキー対応。)
③ Dropbox SugerSync(複数PCで同期するなら是非。バックアップにもなる。)
④ PDF-XChange Viewer (Adobe Readerと違って、ある程度ファイルの中身がいじれる。フリー版あり。)

後はホッチキス類とかは、やっぱり国産のものを買っておいた方がいい。やっぱり高いけど、使い心地が良くないと進まないから。(とは言え、国産でも安いけどね・・・)

で、やっぱりスキャンスナップが便利なのだった。自炊ブームで有名なスキャンスナップ。

自分の場合、自炊はあんまやってなくて(2冊ぐらい)、実際には「捨てるか取っておくか」悩む書類にぶつかった時に活躍するのである。

あとは、人に「どうしましょうか?」と尋ねて、指示をもらうべき書類というのもあって、この時も活躍する。これらはその都度PDF化して、その相手にメールで送りつけてしまう。タイトルを付けて送信するので、自分でもすぐ検索できるし、相手にも届いて一石二鳥である。

あとは、適当にファイル名を付けて、フォルダの彼方に追いやる。後で思い出しやすいために、いくらかキーワードを組み合わせたファイル名にしておくのがコツである。そうすると、Everything検索ですぐに取り出すことができる。

「あれってなんだっけ」と思ったときにすぐ出てくるサクサク感はかなり快感だ。

※もっとも、MacだとSpotlight検索があって、さらにメールとか辞書とかと連動してるからさらに便利だと言いたい気持ちはわかります。
※それから言い忘れましたが、自分は未だWindows XPを使っております。:-P

<つづく>

2011年2月11日金曜日

エリートの弱点を見つけちゃったぜ

日本のエリート、というか受験秀才はひとつのモノサシを基準にした偏差値や点数みたいなもので鍛えられてきた。なので、その中であるレベル(合格点)を超えるためにはどうすれば良いかを毎日たたき込まれ、競争に煽られ、立ち止まって「本当にそうなのか?」という考えもなく、全体的な知識が系統的・網羅的に詰め込まれることによって生まれるという部分がある。

だから、上記のように一見、系統的・網羅的な「お約束の」形式に則って、「こういうときにはこういう現象が起きる」という風に書かれた大家の著書があると、それを疑うことなく受け入れてしまう。大抵の場合、それが有利に働く。いちいち相手を疑っているようでは、効率的な知識吸収などできないからだ。

しかし、ある日突然似非科学や、絶対的にこれが正しいという宗教に出会うと、元々、疑うということがないので、そのまま鵜呑みにしてしまい、人生を間違うことがある。いや、彼らも「正しいか正しくないか」という論理的分析にかけては非常に処理能力が高いのだが、一方で「勉強の時に使ってきた学習プロトコル」、言い換えれば活字に起こされた文章で「**年に**において、**の現象が確認された」と書かれてしまうと、これにそれほどの注意、あるいは疑念を持たずに受け入れてしまう。
これがトンデモであっても、世の中自体にトンデモのレベルまで驚異的な事象が沢山あるため、それを信じてしまうということになるわけだ。

ハーバード大学にいくと「ファウンダー(創始者)」と書かれたジョン・ハーバードの銅像があるが、実はこれには、ウソが混じっている。その場で見て、そのまま書いてあることを鵜呑みにするなという教えなのかどうかはわからないけれども、結構おもしろい。またその大学の紋章には本が3冊書いてあって、それぞれにVE RI TASと分かれている。この三つの本の文字列を組み合わせるとラテン語の「真実」という言葉にたどり着く。一冊にVERITASとは書いていないのだ。

真実に到着するには、一冊だけの本で鵜呑みにするな、ということなのだろうけれども、一方で効率的な知識吸収も必要ともなると、どうすれば良いのだろうか。とりあえず「これはすごい」と思ったことは、その本だけではなく、もういくつかの角度から眺めることが、きっと重要なのだろうと思われる。

またエリートの人の話を聞いていると「ああ、あの本を丸呑みにしてるな」ということを感じることもたまにある。だから、「***という本を鵜呑みにしてるんでしょう。これこれこういう批判もありますよ」と言えるチャンスをひとつでも見つけて黙らせれば、相手はそこら辺の話の組み立てが弱い分、粉砕することがたやすく、かつその後の付き合いもしやすいのである。

なぜなら、日本の秀才型エリートは、例え知識量が半端なくあったとしても、その知識の裏付けが弱くて元の定義を崩されると言い返せなくなって踏ん張りがきかないからだ。

言い換えれば知識が薄くてモロい。それが弱点なのである。

もっとも、そうであったとしても普段の生活において他者と多くの議論をする習慣が既にできている場合、言い返されたときにさらに言い返すという踏ん張り部分も鍛えられる結果、この社会において最強になる可能性はある。