2011年2月20日日曜日

あなたって私を守ってくれるはずじゃなかったの・・・

って言っても、またパソコンの話なんですが。・・・実は先日、恐ろしいことがおきたのです。

あるサーバ機につながっていた不具合の多かったプリンタを交換しようと、新しいプリンタを接続して起動させた瞬間、「バシッ!」という音とともに、すべてに沈黙が訪れたのです。

原因は別のタップだと思っていたところ、実はUPSから伸びていたタップにプリンタのコンセントを挿したせいで、UPSの電源容量をオーバーして、すべてがいっちゃったという話なのであります。

で、その後パソコン(っていうかサーバ機)が起動しなくなったと。
サーバなので、当然大事なデータがいっぱい入っていて起動しないと業務ができないということに!( ゚д゚ )

で、結論から言うと、そのマシンはRAID1(ミラーリング)がかけてあって、2台のHDDを1台のHDDに(パソコンからは)見せるというカードが入っていたのだけれど、それが壊れましたという話なんですね。(あるいは設定が飛んだ感じ)
なので、無理矢理一方のHDDのケーブルをマザーボードに直結すれば起動は可能だったわけだけれども、おそろしい事態ではあった。(ということで、現在、片肺飛行中)

1.RAIDなんて信用ならん

で、RAIDっていうのは、RAID1以外はあんまり信用には足らんな、というのが正直な結論で、今回はそのRAID1、すなわちミラーリング(2台のHDDに同じ情報を書いていくもの)だったからいいのだけれども、RAID5(4台で3台分の容量として使っているとか)だったら、当然にその1台のHDDからは起動できないわけで、RAIDカード側から設定を直すなど、なんとかしないともう全滅ですよ、ということにもなる。
実際、世間で目にした事例では、こういったRAIDカードが起動時になんとかかんとかのトラブルがあって(電源、あるいはHDD側の故障など)、そのせいで数台のHDD全体のモジュールがパーになっちゃって涙目、というのが結構ある。

売り文句としては、「ひとつのHDDが壊れても、ホットスワップ(電源を入れながらHDDの抜き差し)が可能ですよ!」なーんて売り文句があったとしても、今日びのHDDは結構頑丈だし、バックアップを取っておいて、そこから元に戻すなんていうのも結構やっている現状においては、

HDDそのものよりもRAIDカードの方が脆い!!


ということがどうも(経験上)、多いような気がする。なので、リスク分散という意味でいうなら、RAIDはミラーリングだけにしておいてHDDの故障に備え、あとはソフトウェアで定期的に(時間差を付けて)バックアップを取った方がいい、というのが持論になった。あるいは複数HDDにデータを分散させるRAID0でスピードを確保し、それはひとつの速いHDDとして使い、別にいつこわれてもいいですよ、というレベルで別にバックアップを取った方がいいような気もする。

2.実はUPSなんかもっと信用ならん
UPS、無停電電源装置、今回の悪役はこいつであって、ちっこいUPSは、ちゃんと電源容量を確認しておかないと、外側の電源不良から機械を守るどころか、UPSから先、つまり内側を危険に晒すというトンデモな機械であることが判明した。(もちろん、プリンタなんか挿す方が悪いって言われればそれまでだが・・、あのキレ方はないだろう。)

他にも、以前にUPSから変な匂いがしていたとか、色々な話に遭遇したことがある。あれは電池だからそもそもそんなに保ちませんよ的なことを言っておけば良いのかもしれないけれども、サーバ機なんかずっと使うものだろ、とか思ってしまう。

そんなんだったら、リチウムイオン電池とかCPUパワーとかUSBの転送スピードがバンバン進んでる昨今のノートパソコンをサーバ化した方がよっぽどいいよバーカっていう気持ちになってしまうのだった。

ハァハァ(;´Д`)ハァハァ あー疲れた。

ああ。パソコンとかそういう機械が壊れるのって、だんだん電源のせいのような気がしてきた。

きっちりカネをかけて、ちゃんと管理すればいいって?ごもっとも。

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