2010年8月5日木曜日

楽しく稼ぐには道具が必要

仕事について色々と考えていたが、やはり中心的な考え方というのは「楽しく稼ぐ毎日」というテーマが有効なのではないかと思った。ホリエモン的な「稼ぐが勝ち」という発想しかないと、やはり周りからの大きな反発もあるし、金儲け自体が楽しさよりも優先順位が上に来てしまうので、幸せな生活を目指すということを考える上でも、それを持続的に発展させるという意味合いにおいても、ともに難しくなってしまう。

そこで楽しさを追求することをベースに、二次的な意味で、稼ぐという目的意識を持つのが良いのだろうと思った。

一般に金儲け自体を単なる目的とした会社組織に属していると、真面目さをアピる発想から出発したセコい仕事ぶりが染みついてこないだろうか。何かを印刷するのにコピーの裏紙をこんなに使ってますとか、古いPCを不具合を抱えながらメモリも増設せずに使い続けるとか、専用ソフトを何も買わないとか枚挙にいとまがない。で、そのコピーの裏紙を使ってコピー機が紙を詰まらせたり、PCの処理の待ち時間が長かったり、長い目で見れば損をしている。

仕事のクオリティを上げる、稼ぎを上げるには、結局、広い意味での「道具」に投資するしかない。

この道具っていうのは、勉強して得られるスキルと言い換えてもいい。例えば、必要となる免許とかもそう。例えば:

運送会社がトラックなしで仕事ができるだろうか?
建設会社が重機なしで仕事ができるだろうか?
通訳が外国語のスキルなしで仕事ができるだろうか?

答えはすべてが否、でありましょう。人間性とかはまったく関係なく、すべては可能かどうかなのであります。逆にプロがすごい機材を楽々と扱っていると「やっぱプロだなー」と、その雰囲気にも圧倒されてしまう。

結局、プロ用の道具(あるいはプロとしてのスキル・知識)をいかに世の中で使えるかで仕事のクオリティは決まる。

人間関係も必要だけれども、だいたい何でもうまくいっていれば人間関係ってそんなに悪くなんてならない。営業の時に出来もしない仕事を取ってきて、やっぱりできませんでしたっていうから、「約束と違うだろ、この嘘つき」っていうクレームが来るというだけじゃないだろうか?

人間が石器や火を使い出してから、この流れは終わらない。楽しく稼ぐという意味においては、ドラえもんが秘密道具を次々出してくる、あの不可能を可能にする感じを大事にしたい。

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