2017年1月14日土曜日

先日、「この世界の片隅に」を観てきた



以前、広島から呉方面をクルマで旅行したことがあったんだけど、そのときに大和ミュージアム入り口付近に一枚のポスターが貼ってあって、いまこのアニメ映画を作っていますっていう告知があったので、できたら是非観てみたいと思っていた。

実際観てみると、その時代の人々の日常が淡々と綴られていた。その日常に生きる人々はその日々をただ懸命に生きているのだけど、一方観客が、このあとどうなるのかを歴史として知っているという特殊な感覚だった。

とてもディティールにこだわっていた作品。タンポポも日本古来の白なのです。
たった70年ぐらい前の日本の生活がこんなにも違うのかと驚かされる。

アメリカとの戦争について、もし本土決戦まで行っていたら、その後のベトナム戦争のようにアメリカ側が疲弊してあるいは勝ったかもしれないと、ふと考えたことがあったのだけど、でもやっぱりそうならなくて良かったんだなって思った。

ネタバレなしで。でもひとつだけ。個人的には絶対にこの人死んじゃうんだろうなって思う人が死ななくて、本当に良かった。


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